桔梗紋

南房総千倉町

青龍山 能蔵院

能蔵院だより

能蔵院の境内空撮

能蔵院の境内案内


境内案内

青龍山 能蔵院

青龍山 能蔵院は真言宗智山派のお寺で、本尊は飯縄権現です。寺伝によれば、1kmほど西の代山にあった 「蓮台寺能蔵院」を、室町時代の天文二十年(1551年)に宗栄法印が現在地に再建したのが始まりとされています。 その後、地震や火災など幾度かの災害を乗り越え、本堂は江戸中期の正徳五年(1715年)、栄智法印により再建されました。 その後300年を経て、新しい本堂と権現堂が平成二十四年(2012年)に完成しました。
本堂の1階には「永代供養 八葉心」を備えてあります。

※現在、本堂裏のごりやく坂(青龍大権現・飯縄大権現)および蓮池、桔梗庵は、改修中につきご利用できませんので、ご了承ください。

能蔵院の境内散策マップ

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花観音

花観音

東国花の寺は、関東の「花の寺」と称される寺院が集まり平成13年に発会しました。 東国花の寺は宗派や宗旨の隔てなく、仏さまの教えを基に、心に「花」を咲かせて欲しいとの願いで結成されたものです。 花観音は、思いや願いの象徴です。

愛玩動物の墓

愛玩動物の墓

ペットは、癒やされ可愛がった日々が永いほど別れが辛いものです。 家族同様感謝して供養するために設けられました。

権現堂(護摩堂)

権現堂(護摩堂)

ご本尊は向背に火を背負い右手に剣、左手に索、大きな翼を持つ飯縄大権現。不動明王、釈迦羅天、弁財天、荼枳尼天、歓喜天の 五身一体の仏であり古来より民衆より信仰のある権現様。毎月第二、第四日曜の午後2時から護摩祈祷会が行われています。

弘法大師像

弘法大師像

真言宗の開祖である弘法大師の修行行脚の像です。全国を行脚した弘法大師の健脚にあやかり、 像の足腰をなでると健康になるといいます。

受付

受付

各種ご祈祷、御朱印の受付です。

永代供養殿(八葉心)

永代供養殿(八葉心)

真心を込め永代に供養する「永遠の安らぎ」の場「礼拝の間(位牌を安置)」と 「涅槃の間(お遺骨を安置)」があります。

蓮池(現在改修中)

蓮池

蓮池の2面のうち1面は大賀蓮を育てています。大賀蓮は弥生時代以前の2千年前の遺跡から 発掘された種を大賀博士が開花させた古代蓮です。蓮の花は仏教において極楽浄土に咲く花とされています。
蓮の花:6月末~7月初旬
大賀蓮:7月~8月

桔梗庵(現在改修中)

桔梗庵

先々代の芳忍和尚が使用していた庵の名前です。先々代は寺に来てくれた方が『ああ、来てよかった』と 思ってくださるよう、素のままでよいから、どんな時でも気持ちのもてなしをしなさい。と言っていました。
今は亡き、芳忍和尚に感謝を込めて命名しました。

本堂

本堂

格天井には花の天井絵、正面宮殿に大日如来を始め諸々の仏さまをお祀りし、外陣にはびんずる尊者が祀られています。 びんずる尊者は十六羅漢の一人で、自分の患部と同じ場所をなでると、神通力で治るとされています。

願かけ不動

願かけ不動

ごりやく坂の入口には不動明王坐像があります。岩座に座るのは、様々な災いにも揺るぎない不動心を表し、 左目を閉じるのは、低俗な教えの左道に陥るのを防ぐ意味。唇をかみしめ、魔性のものを恐れさせるための剣はむさぼり、いかり、 おろかさの三毒を討ち滅ぼす知恵の利剣といわれています。

青龍大権現(現在改修中)

青龍大権現

八大龍王・婆伽藍の第三王女で、密教を守護していた中国・青龍寺に飛来し鎮守「青龍」となりました。 密教では、如意輪観音の化身として尊崇せれる神です。

飯縄大権現(現在改修中)

飯縄大権現

飯縄権現は平安時代に長野飯縄山に対する山岳信仰が発祥と考えられる神仏習合の神です。能蔵院の飯縄大権現は大岩に立っしており 大変珍しい姿です。本地は不動明王ですが、飯縄三郎坊天狗と言われ、戦勝、火伏、火災除けとして信仰されています。